くたびれリーマン奮闘記

野球、仕事。すべての事柄に必死に真剣に取り組む。スーパー子どもな大人を目指してます。

MIZUNO 復刻版グラブからみる現代野球用品のあり方

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こんにちは。

 

先日こんな動画を発見いたしました。

 

ミズノの野球グラブ復刻版!!!!

 

 

ランバートでもないビッグMでもない、

 

まさかの赤カップ復刻版!!

 

 

僕ら世代(20代)なんかはビッグMクリックすると新しいウィンドウで開きますまたは初期のランバート

これらが一番身近なものでありむしろミズノといったらこれ!!って感じでした。

 

ミズノに限らずですが各メーカーにはぞれぞれの年代にとってなじみの深いロゴや形というのは存在していますが、おそらく初めて野球を始めたときに手にするにはほとんどミズノではないでしょうか!?(地域によって違う!?)

 

 

そしてこの動画で復刻版があることを知り、野球を始めたときのことをふと思い出しました。

 

 

はじめて買ってもらったのは旧Mマークワールドウィンのジュニア用グラブ。

父親とよく公園でキャッチボールをしていたのが懐かしいです。

 

そんな父親が持っていたグラブ。

 

 

今回復刻されたこの赤カップミズノのグラブでした。

これ↓

硬式用 ワールドウィンプロフェッショナル【オールラウンド用】

 

ミズノ|野球|製品情報|グラブ|【硬式用】その他|硬式用 ワールドウィンプロフェッショナル【オールラウンド用】

 

(すみません。。。家で必死にさがしましたがなぜか見つかりませんでした。。。笑

見つかり次第また画像にしてアップします。)

 

 

どうやらリトルリーグで硬式野球をやってたらしく、その際に購入したそうなのですが、そこから自分とキャッチボールをするまで20年近く状態が保たれており、まったくヘタれていませんでした。

 

特にメンテナンスもしてなかったとのことで、どうやってそんなに状態が保てるのか不思議でなりませんでした。

 

 

「当時のグラブはすぐに使えるものではなく、自分で型を作っていくものでしたね。その分愛着が湧き、1つのグラブと向き合う時間は長かったかもしれない。
今のグラブはすぐに使え、誰にでもなじむ。すごく進歩していると思います。
 一方でこういう昔のグラブを当時のまま忠実に再現してもらえるのはとても嬉しいです。」

ワールドウィン(復刻版グラブ)|製品情報|ミズノボールパーク

 

山田久志さんがミズノのHPに語っている文章を紹介しましたが、今のグラブと昔のグラブの違いを述べています。

 

 

自分で型を作っていく。

 

これこそが当時のグラブの基本的なスタイルであったと感じます。

 

たしかに父親も小さい頃、「お父さんもグラブ買った頃は硬くて硬くて毎日手入れしてなじませていたよ。特に小学生の頃は握力もないし大変だったわw」

 

なんて言っていたので本当に硬かったんだなって思います笑

 

 

ですが時代は流れ現代。

 

特に僕が高校生の頃(もう7年くらい前)にはすでにグラブは大きく変化してました。

 

高校で初めて硬式用を買ったとき

「え!!これが硬式用!?」と親にびっくりされた記憶があります。

 

当時僕が購入したのはミズノグローバルエリート内野手用。

 

 

そうなんです、グローバルエリートってめちゃくちゃ軽くてすぐ使えそうなくらいやわらかいんです。

 

 

カップ世代からしたらそんな反応はするよな絶対。と思います今なら。

ですが当時僕は軟式用しか触ってこなかったんでこれでも硬いと思ってました。マジで。

 

なんだかんだ様々なポジションをやることになったのでぼろぼろになるまでは使いませんでしたが。

 

 

まあでも先程の山田さんの言葉を借りますが、一つ一つのグラブに向き合う時間というのは確実に一昔前のほうがあったのかなと思います。

 

 

今なんかは技術や革の質も変わり、またデザイン性も優れたグラブが多くなっています。

 

そしてすぐ使える。即戦力のグラブが非常に多い。

 

ですがその分、自分が購入したそのグラブに対してどこまで分かり合えるか。「このグラブはこうやって使えるようにしたい」とか「このグラブじゃないと試合なんかできない!」みたいな気持ちが込もるものに仕上げるのはとても難しいのかなと思います。

 

 

ですが今こうして即戦力グラブが主流になっているということは必ず意味もあるはずです。

 

 

間違った捕り方を身につけると上達が遅れてしまう、捕球を損ねて怪我をしてしまうなど、様々なリスクを減らすためにもこのような開発が行われていることは間違いないです。

 

なので山田さんが最後に言っている

「 一方でこういう昔のグラブを当時のまま忠実に再現してもらえるのはとても嬉しいです。」

 

この言葉が現代のグラブにおける答えである気がします。

 

 

当然製品が進化していくことは必要不可欠なものである。しかし様々な年代のユーザーがいる野球というスポーツの中では、時に遊び心の一つとしてでも、なにか野球を始めた当初を思い出すようなアイテムも製造してもいいのではないか。

 

そんなことを今回のこの復刻版グラブを見つけた際に感じました。

全てのユーザーのニーズに応える。今回のミズノはそれを実現できたのではないかなと思います。

 

最後

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長野 新相棒は「赤」スパイク&練習用グラブお披露目 初コイデビューで質問攻め/広島カープ/野球/デイリースポーツ online

 

広島に移籍した長野選手が自主トレ期間中に復刻版グラブ(福本モデル?)を使用しておりました。

 

実はこれ、ただ単に使ってたわけではないみたいで、坂本選手や菅野選手にもプレゼントし、「チームが離れても一緒に戦おうな」という意味もこめていたそうです。

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長野久義の想いが詰まったグラブでキャンプイン(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース

そんなとても深い話がこのグラブには詰まっている。そう思うと胸が熱くなります。

 

ぜひとも一度チェックして購入したいです!!!!!以上!